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誘惑のバンド

レジェンダリー / ウォーロック / クラスアイテム / Warlock Bond

「いつも私を信じていると言っていたな。どうか最後まで信じてくれ」――ケンターチ3のウォーロック、レッカナ

入手方法: レイド「救済の庭園」

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Temptation's Bond
TEMPTATION'S BOND
Added in Season 12

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Lore

誘惑のバンド

「いつも私を信じていると言っていたな。どうか最後まで信じてくれ」――ケンターチ3のウォーロック、レッカナ

「彼はいつも私を信じていると言っていた」レッカナは呟いた。まだ耳鳴りがしている。地面が足を叩くように揺れているようだ。ヤーダーム4は彼女を立たせ、走って遮蔽物の後ろに隠れた。

「ああ、絶対に見捨てないとも言っていた。つまり、口に出すのは何だっていいってことだ」

突き出した岩壁の下、彼女はヤーダーム4の手を借りて壁に寄りかかった。彼女は生い茂る赤い花に囲まれていた。その香りは甘く、コルダイトとオゾン、汗、そして血が混ざり合ったような匂いがした。

彼女は目を閉じた。そして再び目を開けると、その様子を確かめるように、ヤーダーム4が顔を寄せて彼女の目をのぞき込んでいた。

「おい、大丈夫か?」

「違う」

「何だって?」

「彼は私たちを見捨ててはいない」

ヤーダーム4は一歩下がると辺りを見回した。

「いや。そうは思えない」

「彼はゴブリンをけしかけた」

「ああ。俺たちを追い払おうとした」

「そして成功した」レッカナは体を起こし、花とヤーダーム4から距離を取った。彼女は弾薬の数を確認した。

「あいつは今こっちの位置を掴めてない。でなければ撃ってくるはずだ」

レッカナは反論したかったが、何も言わなかった。

「俺たちがゲート目指していることは知っているはずだ。では次はどうするか? 先回りして邪魔をしてくるか? それともこちらが見ていない隙を狙って背後から撃ってくるか?」

レッカナは2人の男のことを考えた。彼女が知るかつてのリスボン13、そしてあの輝く目の奥のどこかに今も存在しているもう1人の男。

「レッカナ? 今こそお前の力が必要だ」

「これは何かの間違いだ」

「何だと?」

「こんなはずじゃなかった」

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