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権勢のストライド

レジェンダリー / ハンター / レッグアーマー / Leg Armor

「時間の中を踊り、現実の狭間を漂うと言ったのはお前だ。もう後戻りはできない」――ケンターチ3のハンター、リスボン13

入手方法: レイド「救済の庭園」

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Strides of Ascendancy
STRIDES OF ASCENDANCY
Added in Season 12

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Lore

権勢のストライド

「時間の中を踊り、現実の狭間を漂うと言ったのはお前だ。もう後戻りはできない」――ケンターチ3のハンター、リスボン13

「俺たちはこんなことのためにここまで来たわけじゃない」リスボン13は納得した様子で言った。

「当然だ。こんなこと誰が予想できる?」レッカナはすぐに口を挟んだ。「でもこうなってしまった以上、当初の任務の内容に何の意味がある? こちらのほうがはるかに重要だ」

リスボン13もそう信じたかったが、レッカナは確信が持てないようだった。彼女の瞳はあまりにもまぶしく輝いていた。彼女は緊張し、興奮もしていたが、同時に恐怖も感じていた。混乱を切り裂くために使った剃刀が揺れていた。

「おまけに素晴らしい。この素晴らしい感覚を忘れるな」と皆の気持ちを代表するようにヤーダーム4が言った。

リスボン13はレッカナを見ながら、彼女が理解を示し、感覚を取り戻してくれることを願った。「だがこの――俺たちに与えられた力は――間違った側からもたらされたものだ」

レッカナは目をそらした。「私には分からない」彼女の目には何も見えていないらしく、焦点が合っていなかった。

「イオのことを覚えているだろう」とヤーダーム4は2人の間に分け入りながら言った。「俺たちは貨物コンテナの中に閉じ込められ、四方からファランクスが近づいてきていた。そしてお前――お前だ。お前は背面に開いていた小さな穴から外に出て全力で逃げた。あの時はお前に見捨てられたかと思った」

「そんなことをするわけないだろ」関係のない話を持ち出されたことに腹を立て、リスボン13は怒鳴り声を上げた。

「分かっている」とヤーダーム4は続けた。「全体が銃撃を受けてガタガタと揺れた。そして爆発が起こった。隙を見ながらこちらが撃ち返していると、突然、空気を切り裂くかのように、お前の叫び声が聞こえた。まるでバンシーの悲鳴のようだった。そしてお前がインターセプターを飛ばして戻ってきたんだ――サイオンが乗ったままで、おまけにサイオンの頭を使って操作してな!」

「覚えている」リスボン13はそう言って、ヤーダーム4から離れようとしたが、その動きに合わせるようにヤーダームも移動した。

「そしてお前は側面から4体のファランクスの間を走り抜けた」とヤーダーム4は言うと、自分の手のひらをもう片方の拳で打ち付けた。「それから――レッカナ、お前も覚えているだろう?」

「忘れられるはずがない」

「インターセプターを飛ばしながら次々とファランクスのシールドの間を移動し、その爆発をも乗りこなした」ヤーダーム4は体全体を使ってその場面を再現した。彼はリスボン13を笑わせようと、少なくとも笑顔にしようとしていた。「そして奴らの後ろに着地した瞬間、ドカンだ! あんな美しい光景は初めて見た」

リスボン13は何も言わなかった。彼はヤーダーム4から逃げるのを諦め、タイタンの方を静かに見つめながら話が終わるのを待った。

「今もその時と同じだ。俺たちは同じことをやっている。この宇宙はあのコンテナみたいなものだ。シティ、バンガード、そしてトラベラー――どれも同じ箱の中に入っている。俺たちは今、その後ろの穴から抜け出したばかりだ。そこにはインターセプターがあり、しかもサイオンの姿はない」

リスボン13は目を細めた。

「ただこの比喩はここで少し輝きを失う。なぜなら1台のインセプターの代わりに、そこにはお前のインセプターと、私のゴリアテ、そしてレッカナのスレッシャーがあるからだ。これだけの戦力が揃っている状況で、この戦いはどうなると思う?」

リスボン13はその質問には答えずに、レッカナが何か言うのを待った。しかし、彼女は中空を見つめたままだった。

「不恰好な戦いになるだろうな」

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